TV番組に戻る
ジョーカー 許されざる捜査官
"真犯人よ、闇で消えろ。"
概要
堺雅人演じる伊達一義は神奈川県警捜査一課警部。昼は、温厚な人柄と物腰の柔らかさから「仏の伊達さん」と呼ばれている現場の刑事で、癒やしの笑顔と天然ボケのせいで部下にもいじられる存在だが、事件の捜査では被害者のために事件の解決に全力を尽くす。だが、夜は一転して、冷酷な“無法の番人”として、凶悪犯に怒りの鉄槌を下す制裁者。演技力に定評のある堺雅人が表と裏、2つの顔を持つヒーローという難しいキャラクターに挑む。心に傷を持つ暴走気味の鑑識官で、伊達のことをバカにしながらも、他の刑事と違うものを感じている鑑識官、久遠健志を若手実力派の錦戸亮が演じる。錦戸は「悪」に対して過剰に反応し、正義感という言葉ではおさまらない凶暴性を心の奥底に秘めた青年という難しい役どころを演じる。伊達の同期で親友だった刑事・宮城夏樹の妹で大卒のキャリア組、兄のいた県警の捜査一課を希望し、伊達とコンビを組むことになる新人女性刑事、宮城あすかを演じるのはフレッシュな魅力と存在感をあわせ持ち、注目を浴びる杏。他にも、ノンキャリで、たたき上げでのし上がってきた、神奈川県警捜査一課の課長・井筒将明を鹿賀丈史、伊達が通うバーのマスター・三上国治を大杉漣、伊達の昔の恋人で元同僚刑事、今はルポライターの片桐冴子をりょうが演じるなど、豪華出演陣でお届けする。さまざまな背景を抱えた登場人物、エンターテインメント性あふれるストーリー展開、そして、さらには人間の怒りや悲しみ、愛情を深く描き、先の読めないドラマ性で視聴者の心をぐっとつかむ新たなピカレスク・エンターテインメントが誕生する。
ステータス
Ended
放送局
Fuji TV
シーズン&エピソード

シーズン1
エピソード
2つの顔をもつ刑事…凶悪な真犯人を闇で裁く
7歳の男児が銃殺されるという事件が発生し、神奈川県警捜査一課・警部の伊達一義(堺雅人)は、遺体発見現場に急行する。現場には、すでに鑑識課・巡査部長の久遠健志(錦戸亮)ら鑑識官が到着していて、証拠物の採取を行っていた。そんなところへ、捜査一課に配属になったばかりのキャリア刑事、警部補の宮城あすか(杏)がやってくる。ジャケットにジャージという奇妙な格好で取り調べをする伊達を見たあすかに、久遠と来栖淳之介(平山浩行)は、あれが自分たちやあすかの上司だと説明。変わり者で、怒ったこともないから“仏の伊達さん”と呼ばれているという男を見たあすかは驚く。遺体と対峙していたその背中に、猛烈な怒りが立ち込めているのを感じたからだ。その後の調べで、男児・河相満(貴島康成)は、改造銃で撃たれていたことが判明。犯人は、銃の威力をためすために、泣き叫ぶ満を的にして連続で撃ったのだ。その凄惨なやり口に、刑事たちの怒りは高まる。そんな折、捜査一課・警視正の井筒将明(鹿賀丈史)に会ったあすかは、井筒から伊達があすかの兄・夏樹とコンビを組んでいた刑事だと聞く。翌日、木内亨(細田よしひこ)という若い男が、自分が改造銃を作ったと出頭してきた。木内は、高校時代にいじめられていた新垣豪太(山根和馬)に強制され改造銃を作ったと自白。最近になって新垣から呼び出され、銃の威力を試すといって満を撃つところを見せられたと言う。木内の供述通り、満の殺害現場には新垣の指紋が付いた改造銃が残されていた。来栖らは、目撃情報とも一致する新垣を逮捕しろ、と色めき立つが、伊達と久遠は何かがひっかかる。一方、容疑のかかった新垣は、木内にハメられたと犯行を完全否定。しかし、素行が悪く補導歴もある新垣の供述は、品行方正で父親が検事という木内に比べ、信用性が薄い。新垣犯人説が高まる中、木内を疑う伊達は、井筒に木内の家宅捜索を願い出るが、却下されてしまう。それどころか、翌日には新垣の逮捕状が取られることになった。その後、伊達は、かつて捜査一課の刑事だった三上国治(大杉漣)が経営するバーで、ルポライターの片桐冴子(りょう)と鉢合わせになる。伊達は、元同僚で恋人同士でもあった冴子に…。
保険金殺人に隠されたワナ
老人ホームが全焼し、入居者9人が死亡する事故が起こった。その後の調査で、9人のうち5人に施設の経営者を受取人にした生命保険がかけられていたことが判明する。報告を受けた伊達一義警部(堺雅人)は、その経営者・春日恒夫(鈴木浩介)を事情聴取。春日は、入居者の希望で受取人になっていたことがわかる。金に困っておらず、人格者と評判の春日に、新人刑事の宮城あすか(杏)は、事故かもしれないと思い始める。伊達は、焼死した入居者に逃げた様子がないことを疑問に思う。鑑識課の久遠健志(錦戸亮)は、睡眠薬で眠らされていた可能性を示唆するが、検死の結果、その可能性は退けられる。伊達はあすかとともに、出火原因を作ったとされる入居者・高原スズエ(小貫加恵)宅を訪ねる。応対したスズエの息子夫婦は、世間からのバッシングを受け、母親を恨んでいた。その後、伊達とあすかは、事故当日にホームでインフルエンザの予防接種を行った医師・羽鳥晴信(東根作寿英)を訪ねる。羽鳥はかつてスズエの夫の主治医でもあった。心筋梗塞で入院した夫は、羽鳥の診察後に容態が急変して死亡。スズエはそれを医療ミスだと、クレームを付けていたという。病院の教授である羽鳥が、なぜスズエのいる老人ホームの予防接種を担当したのか? 伊達は、羽鳥と面識があるという春日と会い…。
偽装されたストーカー殺人
心中と思われる若い男女の遺体が発見された。第一発見者は、内海晴香(重廣礼香)の婚約者・山原哲司(黄川田将也)で、晴香と一緒に死亡した男は晴香の元恋人・猪俣政典(中村邦晃)だという。晴香のストーカーだった猪俣に動機も物証もあることから、猪俣による無理心中と断定されるが、伊達一義警部(堺雅人)は腑に落ちない。早速、伊達は宮城あすか(杏)を連れて山原に会う。山原は、猪俣が晴香に付きまとい暴力を振るうこともあったようだと証言。晴香はそんな男をなぜ部屋に入れたのだろうかと尋ねる伊達に、山原は、自分や周囲の目を気にしていたんだろうと答える。同じ頃、ルポライター・片桐冴子(りょう)は、井筒将明(鹿賀丈史)を訪ね、過去に17人の事件の容疑者が行方不明になっている“神隠し”について切り出す。それらの事件のうち2件はマスコミに公表されていないことから、冴子は、警察内部の人間が関与する可能性もあると言う。一方、伊達が山原の完璧なアリバイの前に行き詰まりを感じていると、鑑識官の久遠健志(錦戸亮)が現われ、布団で遺体を包めば死亡推定時刻を操作できると助言。しかし、現場にそんな痕跡は残されていなかった。後日、あすかと晴香の実家を訪ねた伊達はあることに気づく…。
無差別殺人に隠されたナゾ
11人を死傷させた無差別殺人犯・椎名高弘(窪田正孝)に心神喪失が認められ、無罪の判決が下った。資料を見た鑑識課の久遠健志(錦戸亮)は、被害者のうち女子高生・皆瀬桃子(金澤美穂)だけが3度も刺されていることを伊達一義警部(堺雅人)に指摘する。もし、桃子を狙った犯行だったならば、心神喪失は偽装になるのでは、との見解を示す。無罪は確定していて判決は覆らない、と答えたが、久遠の指摘が気になった伊達は、3日間の休暇を取ると桃子の自宅へ。しかし、桃子の父・士郎(甲本雅裕)は、桃子と椎名に接点はなかったはずだと答える。その後、桃子の携帯電話を調べると、友人・奈美(近藤未来)から「不審者が店に来た」というメールを受信していたことがわかる。伊達は、奈美が働くカラオケ店を訪ねるが、奈美はメールを覚えていなかった。さらに、伊達は店長に、防犯カメラの映像を見せてくれと頼む。しかし、休暇中で刑事だと言えないため拒否される。すると、同行していた新人刑事の宮城あすか(杏)が警察手帳を掲げる。伊達とあすかは、映像を丁寧に調べていくが、収穫は得られない。夜も更けたとき、ある映像に伊達の目が止まる。それは、喫煙で補導された3人組の高校生だった。そして、そこに、椎名の姿があった。やがて、その姿が消えると、桃子が誰かと話す姿も映っていた。それを見た伊達は…。
金の亡者…女弁護士の非情
伊達一義警部(堺雅人)は、無差別殺人犯・椎名高弘(窪田正孝)が、どうやって心神喪失を装っていたのかが気にかかる。新人刑事の宮城あすか(杏)は、うまく精神鑑定士をだましたのでは、と言うが腑に落ちない。そんな折、練炭自殺を図った男女3人の遺体が発見された。父と母と娘で、昨年起きた高校生殺人事件の被害者家族・西條一家だった。被害者家族がなぜ? と驚くあすかに、鑑識課の久遠健志(錦戸亮)は、3人の個人的な問題を派手に書きたてた週刊誌の記事を見せる。記事を見たあすかが、伊達を呼ぶ。高校生殺人事件の加害者の弁護士と、椎名を担当した弁護士が同じだと言うのだ。早速、伊達とあすかは、弁護士・氷川成美(鈴木砂羽)を訪ね、西條一家がバッシングを受けるようになった原因が、成美のある発言にあったのでは、と切り出す。しかし、成美はそれを一蹴。さらに、椎名の鑑定も、心神喪失で間違いはないと自信をのぞかせる。そんな中、ルポライターの片桐冴子(りょう)から、椎名の鑑定を行った精神鑑定士・幸田弘道(小須田康人)が行方不明になっているとの情報が入る。伊達と同様、椎名の偽装だけで鑑定結果が誤魔化せるはずはないと感じていた冴子は、鑑定士に目を付けたのだ。もし、幸田が鑑定結果を改ざんしていたとしたら…。冴子の言葉を聞いた伊達は…。
子供の虐待…救えない命…
ある街で、宝石店などを狙った窃盗傷害事件が連続で起き、伊達一義警部(堺雅人)らはその捜査を担当する。そんな中、事件を管轄する警察署から捜査一課にクレームが入った。鑑識課の久遠健志(錦戸亮)が、その付近で親から虐待を受けていると噂される小学生・吉永文弥(渡邉甚平)の自宅を訪ねたからだ。すでに所轄の警察官が文弥の親に会い、虐待はなかったと確認したのに、県警本部の久遠が訪問したことで所轄は体面を汚されたというのだ。結局、減俸に処されたが、文弥が虐待されていると確信する久遠は、伊達から携帯電話を借りると、訪問時に文弥に渡した自分の携帯電話にメールを送る。そこで、かつて自分も親から虐待を受けていたことを明かす。同じ頃、久遠に虐待されていた過去があったと知った伊達は、文弥の自宅周辺で聞き込みをはじめる。すると、文弥の父親・広之(高杉亘)が、酒グセの悪さで評判になっている人物であることがわかる。一方の久遠は、文弥との距離を縮めていた。文弥は、虐待は認めないものの、自分を守ろうとする久遠の存在が心強かったのだ。だが、文弥が団地から飛び降りて死亡した、との突然の報せが入る。
模倣犯現る…間違った正義
ある男が殺害され、遺体のそばに「悪人に制裁を」と書かれたカードが残されていた。伊達一義警部(堺雅人)、鑑識課の久遠健志(錦戸亮)は、自分たちが行っている制裁行為を真似た模倣犯かと予想する。しかし、制裁行為は一般に報道されていないため、警察の人間の犯行ということになる。そんな折、根津健太(山中崇)という男性の遺体が発見された。根津は、後頭部を強打され死亡したが、現金が奪われていたため、新人刑事の宮城あすか(杏)は、通り魔の可能性を示唆する。一方の伊達は、根津のズボンのポケットの裏地が出ていることが気になる。同じタイミングで、ポケットから何かが抜き取られた形跡があると指摘する者がいた。伊達とコンビを組むことになった所轄の刑事課の日向光明(忍成修吾)だった。翌日、伊達は日向と根津の妻・美代子(尾野真千子)から事情を聞く。美代子は、根津には仕事以外に悩みはなかったと証言。しかし、日向が食い下がると、根津の弟・忠士(遠藤要)が金の無心のため頻繁に連絡をしてきていたことに頭を悩ませていたと明かす。美代子に日向は、忠士が犯人なら殺してやりたいか、と尋ねる。根津の殺害現場付近で鉄パイプが見つかり、忠士が取り調べられることに。状況証拠から刑事たちは忠士を自白させようとするが、伊達は忠士が犯人でないと断定する。
衝撃の死…伊達最大の危機
伊達一義警部(堺雅人)は、法から逃れた者を殺害していた日向光明巡査部長(忍成修吾)に撃たれ、負傷する。すると、そこに日向の異母兄弟・吉住武徳巡査部長(飯田基祐)が現れ、伊達が落とした銃を拾い、それが麻酔銃であり、これまで伊達が制裁を加えた人間が殺されていないことを知ってしまう。目を覚ました、鑑識課の久遠健志(錦戸亮)は倒れている日向を見つけ、伊達の所在を尋ねる。しかし、日向は、自分も久遠と同じ男に襲われて倒れていたので知らないとウソをつく。久遠は、伊達のものと思われる血痕を見つけ、それをたどって歩いていく。捜査一課では、伊達不在のなか、前夜に起きた木本志保(佐野珠美)というスナック経営者殺害事件についての会議が始まった。宮城あすか(杏)は、志保と店の常連客・宮前史人(桜山優)が口論をしていたという証言を報告。すると、宮前にアリバイがあるにもかかわらず、日向は宮前の犯行だろうと、断定する。課長の井筒将明(鹿賀丈史)は、そんな日向に「悪人に制裁を」というメッセージを残し、法から逃れた者を殺害する“神隠し”の捜査の進展を聞く。日向は、“神隠し”に遭った者は殺人犯だから、正義の鉄槌が下ったのでは、と平然と答える。その頃、とある廃墟に運び込まれた伊達は、制裁を加えた人間の居場所を明かすよう、吉住から暴行を受けていた。
時効…真実に怒りの裁き!
伊達一義警部(堺雅人)は、元恋人の片桐冴子(りょう)が5年前に刺殺された宮城夏樹(丸山智己)と同じ手口で殺害されていることに気づく。鑑識の捜査の結果、凶器も夏樹殺害と同じサバイバルナイフだったとわかった。事件後3日が経っても、冴子を殺した犯人の目撃情報すら出てこない。井筒将明課長(鹿賀丈史)らは、プロの犯行だと断定。警察官の犯行の可能性もあると聞いた宮城あすか(杏)は、言葉を失う。そんな折、5年前に時効が成立した事件の遺族が、新たな手がかりを見つけたと言ってやってくる。それは20年前、当時大学生の娘・美咲(森口彩乃)を殺害された母・小原節子(梅沢昌代)だった。節子が持参したのは、美咲が亡くなる1カ月前に20年後の自分に向けて書いた”未来郵便”で、そこには、「S先生と自分はどうなっているんだろう」と書かれていた。節子は、そんな人物を知らないが、その者が犯人に違いないと感じていると言う。時効直前、その事件を追っていたのは冴子だったのだ。捜査資料に冴子の名前を見つけた伊達は、時効度外視で事件を追うことを決める。伊達と鑑識課の久遠健志(錦戸亮)は美咲の成績表を見て、美術の成績が4から10に上がっていることに気づく。美術の先生は鈴川孝太(佐野史郎)だった。
神隠し…解き明かされる謎黒幕は?衝撃の結末
伊達一義警部(堺雅人)は、新人刑事の宮城あすか(杏)から、鑑識課の久遠健志(錦戸亮)が何者かによって刺されたと聞き、久遠が搬送された病院へ駆けつける。昏睡状態の久遠に付き添っていたあすかは、ジョーカーを名乗る男から呼び出されたこと、久遠が、片桐冴子(りょう)や宮城夏樹(丸山智己)を殺した犯人がわかるかもしれない、と言っていたことを伊達に伝える。久遠が使っている鑑識課倉庫に戻った伊達は、そこで科捜研から届けられた封筒を見つける。中身は空だったが、久遠が何かしらの情報を得たことがわかった。そんな中、あすかが自分のデスクのパソコンで、夏樹が残したCD-Rのデータを見ていると、井筒将明課長(鹿賀丈史)が背後に立っていた。井筒は、警察OBの大物の名前が羅列された中にある数字に興味を示すが、あすかはそれが何かは知らない、と返答。すると、井筒はあすかの安全のため、CD-Rを自分が預かると言う。その後、伊達は、捜査一課庶務の滝川美菜(鈴木凛)に頼み、久遠が科捜研に依頼していたDNA鑑定の報告書を入手。それを見た伊達は、青ざめ、言葉を失う。その頃、あすかは、依然意識が戻らない久遠に話しかけていた。そこへ息を切らせて伊達がかけ込んできて、あすかに驚くべき事実を告げる…。
主要キャスト

堺雅人
Kazuyoshi Date

錦戸亮
Kenji Kudo

杏
Asuka Miyagi

りょう
Saeko Katagiri

平山浩行
Junnosuke Kurusu

大杉漣
Kuniji Mikami

鹿賀丈史
Masaaki Itsudu




